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麻生区 青葉区 犬の保育園 ペットホテル ケージレス 私の履歴書②~学生時代から社会人そして開業~

2019年12月8日

4月に私の幼少期の話をこちらのブログに書かせていただきました。

このブログの後、「この続きが知りたい」という話を多くいただきましたので、今回はその後について書かせていただきます。

私事で恐縮ですが、しばらくお付き合いください。

ブラジルから帰国後は帰国子女が多く通う高校に入学しました。

3分の2以上の生徒が世界各国から集まり、国際色豊か、個性豊かな学生が多かった記憶があります。

高校時代の夢は「獣医」でした。

高校時代は獣医学科のある大学の願書を取り寄せ、勉学に励んでいました。

しかしながら、当時、親の強い反対があり、獣医の夢は断念、付属高校に通っていた私はそのまま大学(工学部)に進学します。

学生時代に家庭教師のアルバイトをしていた生徒の家が建設会社を営んでいたことから、家庭教師以外にそちらの建設会社でもアルバイトをさせてもらい、「ものづくり」に興味を持つようになりました。

そして、卒業後はゼネコンに就職、一気に建設業の世界にのめりこみました。

建物を作り上げる喜びと人付き合いに感動した毎日を送っていました。

建設って実は人と人との繋がりが多い職業なんです。

30代前半で結婚、仕事も楽しく、当時建設業では当たり前だった朝早くから夜遅くまでの仕事に充実さを感じた毎日を送っていました。

しかしながら、心のどこかで「自分のやりたいこと」を追い求めていました。

そして、ある日、家内に相談したところ、

「やりたいことがあるなら、やったほうがいい!

自分が80歳になって振り返ったときに後悔しない人生を送ったほうがいいよ!!」という言葉が返ってきました。

ちょうど10年ちょっと前の話です。

そして、そこからは開業に向けての準備と勉強をスタートしました。

犬にとっての本当の楽しさ、海外の取り組み、資格取得等々です。

また、今でこそ少しずつ見かけるDaycare施設ですが、10年前はそのような施設はなかったため、自分のサービスが本当に受け入れられるかを仕事の合間にヒアリングを行いました。

100人以上の犬を散歩している人に声をかけ、私の考えを説明、飼い主さんが求めるニーズ、サービスの内容を調査しました。

準備も整い、いざ開業となりましたが、開業資金を準備するために海外に出ることを決意しました。

当初は数年で帰国する予定でしたが、一旦海外に出ると仕事の責任も大きくなり、結果的にドバイ、ベトナム、タイの3か国に赴任、計8年を海外プロジェクトに携わりました。

帰国後、半年で退職、1年の準備期間、自然に囲まれたブリーダーの住み込み修行後、2018年10月にドッグトピアを開業しました。

開業1年目でしたが、幸い良いお客様と可愛いワンちゃんをはじめ、様々な人に恵まれて、ここまで来ました。

今後も、何事にも正直なワンちゃんに対して、私も誠実に向き合い、ワンちゃんの居心地の良さと快適さ(=飼い主様の安心)を追究していきたいと思います。